防風通聖散と運動(筋トレなど)の関係とは

防風通聖散と運動の関係

 

「防風通聖散を飲むなら、運動なんかしないで痩せたい」というのが人情というものでしょう。しかし、「運動したほうが、もっと痩せるんだろうな」と心のどこかで考えている人も多いのではないでしょうか?

 

ここでは、実際のところはどうなのか、防風通聖散と運動の関係を見ていきます。

 

 

防風通聖散と相性のいい運動とは?

 

防風通聖散には、代謝をよくする効果があるため、確かに脂肪の燃焼が期待できます。しかし、「防風通聖散で痩せない原因は?」で紹介したように、防風通聖散を飲んでいるからと言って、必ずしも痩せるわけではありません。

 

痩せない原因でもっとも多いのが、防風通聖散の効果よりも、体重増加の方が早いというケースです。体重を維持しているのであれば、防風通聖散の効果が発揮されればじょじょに脂肪は減っていきます。しかし、脂肪が増え続けているケースでは、せっかく漢方を飲んでいても、脂肪が増えるペースの方が早く、体重が減らない・増えてしまうということになるのです。

 

そのため、食事制限や運動を合わせて行うなうほうが、痩せやすいというのは事実です。防風通聖散の効果もあるので、うまくやればただ運動するだけのケースよりもずっと早いペースで痩せることも可能でしょう。

 

それでは、どのような運動がいいのでしょうか?

 

有酸素運動(ウォーキング)

 

繰り返し解説しているように、防風通聖散には「脂肪を燃焼させる」効果があります。そのため、もし運動を合わせて行うなら、当然「脂肪を燃焼させる」運動をするべきでしょう。そうすることで、脂肪燃焼効果を高めることができ、効率よくダイエットができます。

 

運動には、大きく分けて「無酸素運動(筋トレなど)」と、「有酸素運動」の2種類があります。

 

 

無酸素運動

有酸素運動

脂肪燃焼

基礎代謝アップ

 

それぞれのざっくりとした特徴は↑のとおりです。そのため、防風通聖散の脂肪燃焼効果を高めるには、有酸素運動の方が効率がよいことがわかります。

 

  1. ウォーキング
  2. ジョギング
  3. サイクリング
  4. 水泳
  5. エアロビクス
  6. ヨガ

 

有酸素運動には、主に↑のものがあります。このうち、どれを取りいれても構いませんが、防風通聖散と相性がいいと言う意味ではウォーキングがおすすめです。

 

といっても、「ウォーキングだと特別効率が良い」というわけではありません。続けられるなら、ジョギングでも、水泳でもヨガでも何でも構いません。

 

ただ、この「続けられるなら」というところがポイントなのです。有酸素運動は、2日、3日とやってみたところでほとんどヤセ効果はありません。1カ月、2カ月と継続して実践することが非常に大切です。

 

その点、防風通聖散を試してみよう、という人の場合、すでにジョギングや水泳といった、強度の高い有酸素運動は実践したことがある可能性が高いでしょう。でも、やっぱりいきなり強い運動は続かなくて、「じゃあ、防風通聖散を試してみようかな…」となることが多いはずです。

 

であれば、もし有酸素運動を合わせるにしても、ジョギング・水泳・エアロバイクなどのキツイ運動はあまりおすすめできないのです。ウォーキングであれば、特に新たに購入するものも必要ないですし、ちょっと外に出て公園を散歩して帰ってくる、くらいの軽い気持ちで続けることができます。

 

また、よく言われている「有酸素運動は毎日やるべき」だとか、「20分以上やらないと効果がない」といったことも、全く気にする必要はありません。20分以下の有酸素運動でも脂肪燃焼効果はありますし、無理して毎日やる必要もないのです。例えば、週末暇な時間に1時間くらい散歩するだとか、毎日1駅早く降りて家まで歩く、といったカンタンなものでも全く問題ありません。

 

重要なのは長期間続けることであって、いきなりきつい運動をやったり、余計なルールを決めたりするととかえって長続きしません。なので、防風通聖散を飲みつつ、日ごろちょっと歩く量を増やすようにするだけでもダイエット効果は段違いに強くなるはずです。

 

筋トレ

 

ダイエットのもう1つの方法としては「筋トレ」があります。普通、ダイエットといえば「食事制限」「ウォーキング」などを想像する人が多いはずですが、最近では「筋トレがダイエットの一番の近道」という説もあるほどで、アメリカでは一番メジャーなダイエット方法となってきています。

 

 

無酸素運動

有酸素運動

脂肪燃焼

基礎代謝アップ

 

↑は先ほど取り上げた表ですが、筋トレ(無酸素運動)は「基礎代謝アップ」が主な効果となっています。基礎代謝というのは、体を維持するために必要なエネルギーのことなので、筋肉が増えることで基礎代謝は上がっていきます。基礎代謝が上がると体を維持するためのエネルギーが増えるので、結果的に脂肪を燃焼しやすくなるわけです。

 

なので、無酸素運動は「すぐに脂肪を燃焼させる効果は薄いが、時間をかけてじょじょに脂肪が減っていく」ということになるので、結果的には脂肪が減っていきます。実際、筋トレを真面目にやっていけば、毎日ちょっとウォーキングをするよりもずっと短期間に、大幅な体重減が実現できます。

 

とはいえ、かんたんに言ってしまうと「筋トレはきつい」という特徴があります。自宅でやるなら、腕立て伏せや腹筋、ジムに通うならベンチプレスやデッドリフトなどを行うことになりますが、どれも負荷が強くとても疲れます。意思が弱いと、あっという間にやめてしまうでしょう。もしこれらの運動ができるほどの意思があるなら、極端な話、防風通聖散は必要ないのです。

 

ウォーキングであれば、あまり意思が強くなくても続けられます。また、筋肉量もある程度増えるので、基礎代謝も多少はアップし、太りにくい体を作ることもできます。なので、続けられるなら筋トレをしても問題はないですが、心配なら無理はせず、ウォーキングなどのラクな運動を長く続ける方が結果的にはよいでしょう。運動に慣れてきて、もっと強度の高い運動がしたい、と思えるようになったら、筋トレを取りいれるのでも遅くはありません。

 

運動しないほうがいいシチュエーションとは?

 

すでに解説したように、防風通聖散と運動の組み合わせは、ダイエットの効率を上げるという意味では非常に相性がいいです。ただ、運動をしないほうがよいシチュエーションも存在します。それは、副作用が出て閉まっているケースです。

 

種別 症状
消化器 食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、軟便、下痢など
自律神経系 不眠、発汗過多、頻脈、動悸、全身脱力感、精神興奮など
過敏症 発疹、蕁麻疹、かゆみなど
泌尿器 排尿障害など

参考ページ:副作用は何がある?下痢や吐き気が出る場合もある

 

↑は防風通聖散の服用によって出る可能性のある副作用の一覧です。このうち、

 

腹痛、下痢、不眠、頻脈、動悸、脱力感など

 

↑の副作用については、運動のパフォーマンスを下げたり、体の負担が強くなる、ケガにつながるなどのケースが考えられます。

 

もし運動に支障がある副作用を感じている場合は、運動は控えたほうがよいでしょう。

 

まとめ

 

防風通聖散は肥満症に効果がありますが、服用するだけでは体重が落ちないこともあります。そんなとき、運動を合わせて行い、ダイエット効果を高めることで体重が落とせるかもしれません。

 

ただ、むやみにきつい運動をすると続かないことが多いので、ウォーキングなどの軽い気持ちで続けられる運動を取りいれるのがおすすめです。

 

また、確率は低いものの、もし動悸などの副作用があるようなら、いったん運動は控えるようにしましょう。

 

⇒ 防風通聖散【効果解説!各メーカーの違いも比較】

 

なお、防風通聖散のメーカーごとの比較や、効果の詳細解説については↑の記事で行っています。合わせてご覧になってみてください。