防風通聖散の効果や各メーカーごとの比較

防風通聖散の効果やメーカーの違いを比較

 

当サイトでは、防風通聖散の効果、そして各メーカーから発売されている防風通聖散の比較を掲載しています。少し長い記事になりますが、ぜひお付き合いください。

 

防風通聖散とは?

 

防風通聖散は「肥満症」に効果がある漢方薬となります。麻黄、防風などの生薬が配合されており、内臓脂肪を燃やしたり、むくみを取ったりなどに役だちます。

 

厚生労働省にも認可されており、処方薬、もしくは第二類医薬品としての市販薬という形で販売されています。

 

防風通聖散の歴史とは?

 

防風通聖散の歴史は古く、中国北方の「金」の時代(1115~1234年)までさかのぼります。当時の高名な医師である劉完素(りゅう かんそ)が記した医学書「黄帝素問宣明論方(こうていそもんせんめいろん)」に書かれた漢方で、体内の脂肪や便といった不要物を外に出したり、体内の水分代謝を正常に戻して尿として出す作用を持つとされています。

 

 

防風通聖散の各メーカーの違いを比較

 

通常医薬品は特許があるので、特許期間中は特定のメーカーからしか発売できません。しかし、防風通聖散は「漢方」なので、特許があるわけではありません。そのため、いろいろな名前で各メーカーが発売されています。

 

成分の量や価格もバラバラなので、「どれを選べばいいかわからない……」 という人もいるでしょう。事実、適当に防風通聖散の商品を選ぶと、自分のダイエットに合わない可能性もあります。なので、ここでは各メーカーの防風通聖散の違いを比較しています。

 

防風通聖散は処方だと安く買えるんじゃないの?

 

市販の防風通聖散は、1カ月分で3000~6000円が相場です。一方、病院で処方を受けると、保険適用となるので1か月分1000円程度となり、診察料を合わせても2000円程度となるので確かに安いです。

 

ただ、処方を受けられるのは「肥満で健康を害している場合」のみとなります。「ちょっと痩せたいんだけど」位の場合は処方は受けられず、処方なしで買える薬局もありますが市販と同程度か高いくらいの価格になってしまいます。

 

防風通聖散を比較するうえで重要な条件が以下の4つです。

 

1.生薬の配合量

防風通聖散には、マオウやカッセキ、ボウフウなどの生薬が18種類配合されていますが、商品によって配合量が違ってきます。

 

その中でも、配合できる限界いっぱいの生薬が入ったものを「満量処方」といい、当然ながら満量処方のほうが脂肪燃焼効果が高くなり、早く痩せることが期待できます。

 

2.1日あたりの価格

防風通聖散は、商品によって価格がかなり違ってきます。基本的には、生薬の配合量が多い「満量処方」ほど価格が高くなります。

 

そのため、満量処方のなかで、できるだけ安いものを選ぶのが基本となります。

3.添加物の種類

どんな医薬品・漢方でもそうですが、たいていは添加物が入っています。これは服用しやすい形を保つためにしかたのないことです。

 

ただ、製品によって添加物の種類・量が違うので、できるだけ添加物が少ないものを選ぶのも重要です。

 

4.形状のタイプ

防風通聖散は、主に「顆粒タイプ(粉タイプ)」と「錠剤タイプ」の2種類があります。

 

錠剤タイプは飲みやすいですが、固めるために添加物が多めに入るというデメリットがあります。そのため、少しでも添加物を減らすなら顆粒タイプがおすすめです。顆粒タイプだと1回分の分量がわかりやすいのもメリットです。

 

防風通聖散のおすすめランキング

 

防風通聖散は各メーカーから100種類近く発売されているので、まずは人気の高いものから5つをご紹介します。

 
生漢煎

「アイン薬局」が手掛けた防風通聖散

  • 「満量処方」の中では最安値で試せる
  • 添加物の量がトップクラスに少ない
  • 顆粒タイプで取扱いしやすい

生薬を最大限に配合した「満量処方」の中ではトップクラスに安いのが特徴です。通常、満量処方だと6,000~7,000円が相場ですが、生漢煎はネット専売なので、初回3,900円という最安値価格での購入が可能です。購入回数縛りなどの制限もないので手軽に試すことができます。

 

また、顆粒タイプなので服用もラクラクですし、1回分ごとに袋に小分けにされているので持ち歩きもしやすいです。入れ物があまりオシャレではないデザインの防風通聖散が多いなか、小袋でこっそり持ち歩けるのは女性にとってはメリットでしょう。粒タイプでない分添加物の種類も少なく体にやさしいのも魅力です。

こんな人におススメ

・効果の高い「満量処方」を安く試したい
・持ち歩きしやすい顆粒タイプが使いたい
・添加物の少ないタイプがいい

 

安全性の高い防風通聖散で、素早く、安くダイエットしたい人におすすめです。

メーカー アインファーマシーズ
価格 3,900円(初回/1カ月分)

※2回目からは5,900円

評価 評価5
備考 いつでも変更・解約可能!

公式ページ

https://ainz-tulpe.com/

 
漢生爽楽防風通聖散

遺伝子検査付きプラン有!

  • 「2/3処方」の中では最安値で試せる
  • 遺伝子検査キット付きのプランも選べる
  • 顆粒タイプで取扱いしやすい

 

生薬の配合量がやや少ない「2/3処方」の防風通聖散の中ではトップクラスの安さとなっています。こちらもネット専売のため、初回2,980円となり最安値価格となっています。購入回数しばりなどもないのでお試しにも最適です。

 

また、3カ月3箱お届けプランの場合、プラス1,000円で通常2万円相当の遺伝子検査キットが付いてきます。遺伝子検査を行うと効率よくダイエットできるのは常識になっているので、防風通聖散と合わせて試したいときに便利です。

 

こんな人におススメ

・まずは「2/3処方」で防風通聖散を試してみたい
・遺伝子検査キットを安く試してみたい
・取り回しのいい顆粒タイプがいい

 

マイルドな2/3処方を試したり、遺伝子検査キットに興味があった人におすすめです。

メーカー 漢方生薬研究所
価格 2,980円(初回/1カ月分)

※2回目からは6,480円

評価 評価4
備考 いつでも変更・解約可能!

公式ページ

http://www.herbal-i.com/

 
ツムラ漢方防風通聖散

おなじみの漢方

 

薬局でよく見かける防風通聖散と言えば「ツムラ」です。多くの人が想像する漢方なので、安心感はあります。

 

ただ、実はツムラの防風通聖散は「1/2処方」となっており、効果はかなり薄くなっている点は注意が必要です。また、定価は1カ月分で5,940円とかなり割高。セールだと3,000円程度で売られるケースもありますが、それでも1/2処方と考えるとやや高いのがネックです。

 

メーカー ツムラ
価格 5,940円(1カ月分)
評価 評価3
備考 安心感はあるが、価格が割高…

公式ページ

http://www.tsumura.co.jp/

 
ロート和漢箋

満量処方の市販薬

 

ロートの「和漢箋」シリーズの防風通聖散となります。満量処方もあり、薬局で買える満量処方の防風通聖散としてはポピュラーです。

 

ただし、1日12錠も飲まないといけないため取り回しがあまり良くないのと、1箱あたり264錠となるため実は3週間分しかありません。1カ月分の価格で考えると毎月8,000円近い出費となるので割高なのがネックです。

メーカー ロート製薬
価格 5,724円(22日分)
評価 評価3
備考 お店で満量処方が買えるのは良いが、価格が高い…

公式ページ

http://jp.rohto.com/wakansen/

 
ナイシトール

CMでもおなじみ

 

CMでもおなじみの「ナイシトール」ですが、中身は実は防風通聖散となっています。いろいろなシリーズがあり、その中でも「満量処方」のナイシトールZが人気です。

 

ただし、1日15錠の服用が必要なので取扱いしにくく、添加物も5種類とここまで紹介した防風通聖散の中ではかなり多めになっています。1箱3週間分なので、1カ月分に換算すると8,000円近くなるのもネックです。

メーカー 小林製薬
価格 6,480円(21日分)
評価 評価3
備考 お店で満量処方が買えるのは良いが、価格が高い…

公式ページ

https://www.kobayashi.co.jp/

 

防風通聖散のジャンル別比較

 

防風通聖散の総合比較を行ってきましたが、「もっと細かく比較してほしい」という人もいるでしょう。そこで、ここでは防風通聖散を購入するうえで気になる2つのポイント

 

  1. 生薬の配合量と維持費込みの価格
  2. 服用タイプと添加物の種類

 

↑について比較していきます。

 

生薬の配合量と維持費込みの価格

 

防風通聖散に使われている生薬の配合量については、主に以下の3種類があります。

 

処方量

ダイエット効果

価格

満量処方

★★★★★

高い

2/3処方

★★★★

やや高い

1/2処方

★★★

やや安い

 

生薬の処方量が多ければ多いほど、ダイエット効果は高くなります。ただ、使用する生薬が増えるため、価格は高くなる傾向にあります。

 

また、肥満症に防風通聖散を使用する場合、1カ月程度の短い期間での使用ではあまり意味がありません。

 

なので、ここでは「防風通聖散を半年間利用した際のダイエット効果と価格」について比較してみました。

 

商品名 ダイエット効果 6カ月利用時の費用

生漢煎

★★★★★

(満量処方)

初回

3,900円

2回目以降

5,900円

半年の総額

33,400円

ロート和漢箋

★★★★★

(満量処方)

定価(22日分)

5,724円

セール価格

4,500円程度

半年の総額

40,500円

ナイシトールZ

★★★★★

(満量処方)

定価(21日分)

6,480円

セール価格

4,800円程度

半年の総額

43,200円

漢生爽楽

★★★★

(2/3処方)

初回

2,980円

2回目以降

6,480円

半年の総額

35,380円

ツムラ

★★★

(1/2処方)

定価(1カ月分)

5,940円

セール価格

4,500円程度

半年の総額

27,000円

 

まず「満量処方」の防風通聖散についてですが、半年分の総額で考えても「生漢煎」が最も安くなっています。初回3,900円で買えるだけでなく、2回目以降も5,900円となるためです。

 

ロート和漢箋、そしてナイシトールZも満量処方ですが、1箱6,000円程度、薬局のセール価格でも4,500円程度となります。しかも1箱で3週間分なので、1カ月分だとセール価格でも約6500円程度となり、半年継続となると4万円近くかかるのです。

 

次に2/3処方の「漢生爽楽」ですが、こちらは半年継続となると35,000円程度となり、実は満量処方の「生漢煎」よりも高くなってしまいます。なので、効果だけを求めるなら生漢煎のほうがコスパは上となります。

 

コスパと言う意味では、1/2処方のツムラとの比較も気になるところです。確かに、半年の総額だけで見ればもっとも安いのはツムラです。ただ、こちらは1/2処方なので効果が低く、半年では思ったような効果が出ない恐れがあります。そうなると服用期間がさらに延びてしまい、総額が膨らんでいく可能性はあります。そう考えると、コスパと言う意味では生漢煎の方が高いと考えたほうがよいでしょう。

 

服用タイプと添加物の種類

 

防風通聖散の服用タイプは、「顆粒タイプ」と「錠剤タイプ」に分かれています。

 

服用タイプ

メリット

デメリット

顆粒タイプ

・持ち歩きしやすい

・オシャレを損なわない

・添加物が少ない

・味がわかりやすい

錠剤タイプ

・味を気にしなくていい

・持ち歩きしにくい

・見た目がよくない

・添加物が多め

 

 

それぞれのメリット・デメリットは↑のとおりです。

 

まず顆粒タイプですが、粒のために漢方の味がちょっと気になる人はいるかもしれません。ただ、持ち歩きが非常にしやすいというのは大きなメリットです。特に、防風通聖散は入れものがあまりオシャレではないことが多いので、小さな袋で持ち歩けるのは女性にとっては魅力となります。

 

反面、錠剤タイプはあまり味を気にせず飲み込めるのはメリットです。一方、大きな瓶に詰まっているケースが多く、持ち歩きがしにくいほか、女性にとってはデザインもちょっと恥ずかしく感じるかもしれません。

 

また、もう一つ気になるのが「添加物」です。どんな漢方でも、服用できる形にするためにある程度の添加物が入るのは仕方ないことです。ただ、服用タイプによって、使用する添加物には差が出てくるのです。

 

商品名 服用タイプ 添加物
生漢煎 顆粒タイプ 3種類
漢生爽楽 顆粒タイプ 4種類
ツムラ 顆粒タイプ 3種類
ロート製薬和漢箋 錠剤タイプ 4種類
ナイシトール 錠剤タイプ 5種類

 

↑はそれぞれの添加物となりますが、全体として顆粒タイプの方が添加物の種類は少なくなっています。錠剤タイプは固めるために添加物が多く必要になるのです。

 

もちろん、添加物と言っても、いずれも体に悪いものではありません。なのであまり気にすることもないかもしれませんが、できるだけ種類が少ない方がいいのは言うまでもないでしょう。

 

まとめると、防風通聖散を利用するなら、できるだけ顆粒タイプを選ぶべきでしょう。確かに多少味が気になるかもしれませんが、持ち歩きしやすいほか、添加物の種類が少なく安全性でもメリットがあるのです。

 

 

防風通聖散が効果を発揮する症状

 

防風通聖散は医薬品なので、「●●の症状に効果がある」というのが決まっています。

 

ここでは、実際にどんな症状に効果があるのかを見ていきましょう。

 

肥満症・メタボ【お腹周りの内臓脂肪や皮下脂肪をスッキリさせる】

 

肥満に関わる漢方はいくつかありますが、その中でも防風通聖散は今注目度の高い漢方となっています。配合された生薬は全体的に「余分な熱を取る」ものになっており、脂肪細胞を活性化させて消費エネルギーを高めます。

 

臨床試験によって、肥満者の治療に有用であるというレポートもあります。耐糖能異常をともなう肥満症の女性を対象に試験が行われ、防風通聖散を飲んだ群と偽薬を飲んだ群での比較を行った結果、防風通聖散のグループは体重と体脂肪、中でも内臓脂肪が有意に減少したという報告があるのです。
参考ページ:漢方治療エビデンスレポート

 

減量効果が現れるにともなって、「睡眠時無呼吸症候群も改善した」という例も報告されているため、ただ中性脂肪を減らすだけでなく、さまざまなその他のメリットを受け取ることができるのも魅力と言えます。

 

便秘解消【頑固な便を外に出しやすくする】

 

防風通聖散の効果を一言で言うと「余分なものを取り去る漢方薬」と言えます。余分なものの代表と言えばやはり「脂肪」なので、肥満症に効果があるわけです。

 

そして、もう一つの余分なものが「便」です。防風通聖散に含まれる「大黄」「芒硝」「甘草」の組み合わせは、便秘に効果のある漢方「調胃承気湯(ちょういじょうきとう)」でもあることから、便を軟化させて排泄をうながすことができます。

 

むくみ【余分な水分を排出してセルライトを取る】

 

防風通聖散の作用「余分なものを取り去る」というのは、「水分」も含まれています。防風通聖散に含まれる「麻黄」「石膏」「生姜」「朮」「甘草」の組み合わせは、むくみやリウマチ、湿疹に効果のある漢方「越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)」によく似ています。

 

そのため、防風通聖散を服用すると、皮膚や関節にたまった水を排出することができるわけです。その結果、むくみやセルライトを取り、それに伴う痛みを緩和するといったことが可能になるのです。

 

その他の症状(肩こり、のぼせ、ほてり)

 

肥満が進行すると、それだけ高血圧のリスクが増すことになります。高血圧が進むと、動悸や肩こり、のぼせなどの随伴症状が出ることがありますが、防風通聖散はこれらの症状にも効果があります。「荊芥」「薄荷」はのぼせや痛みといった「上焦の熱」を取ることができるほか、「滑石」「山梔子」は下半身の炎症や熱症状を冷まして取ることができます。

 

また、防風通聖散の効果によって肥満症そのものが改善すると、間接的に高血圧の改善にも効果を発揮すると考えることもできるでしょう。

 

 

防風通聖散に含まれる生薬

 

防風通聖散の効果を知るためには、まず「どんな生薬が使われているか」を知る必要があります。漢方は、生薬を組み合わせて作られたものだからです。

 

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防風通聖散に配合された生薬の概要一覧

 

 

↑は防風通聖散に含まれる生薬の概要となります。見てみるとわかりますが、1つ1つは防風通聖散の「肥満症」や「便秘」の効果とはあまり関係ないように思えます。しかし、18種の生薬が混ざりあうことにより、それぞれの作用が関わりあって、「肥満」や「便秘」に効果を発揮するのが面白いところです。

 

例えば、これらの18種の生薬のうち、「大黄」「芒硝」「甘草」の3種は「調胃承気湯(ちょういじょうきとう)」という漢方の組み合わせとなります。「調胃承気湯(ちょういじょうきとう)」は便秘治療薬となるため、防風通聖散にも便秘治療効果があるということになるのです。

 

同じく、防風通聖散には利尿作用をもつ生薬がいくつか配合されています。そのおかげで、むくみが取れることになります。

 

つまり、防風通聖散はかんたんに言うと「体のムダなものを取る」のが目的で漢方処方されているのです。そのため、体のムダなものの代表格「脂肪」についても、上手に取り除いてくれる作用があるわけです。

防風通聖散で痩せない原因は?

 

防風通聖散は、国が「肥満症」に関して効果を認めた医薬品となります。実際、多くの人が利用して、皮下脂肪、内臓脂肪を減らすことに成功しています。何百年以上も前から利用されている漢方なので、その効果は折り紙つきと言ってもいいでしょう。

 

しかし、実際には「防風通聖散を使っても痩せない」「使ってみたけど、効かなかった」という人がいるのも事実です。

 

なぜ、「痩せない」ということになるのか、以下にまとめてみました。

 

服用期間が短いケース

 

確かに防風通聖散は肥満症に効果がありますが、飲んだその日に効くような魔法の薬ではありません。そのため、服用を始めて1週間程度では、「全然痩せてない!」というのは、仕方のないことです。

 

防風通聖散の効果を実感するためには、最低でも1カ月、しっかり痩せるためには3~6カ月程度の利用は続けるべきでしょう。その結果、数キロ程度の体重低下が見られればOKという感覚です(食事制限・運動と絡めれば、さらに10kg~の体重減も可能でしょう)。

 

ただ一方で、漢方なので安全なイメージはありますが、医薬品であることに変わりはないので、1~2年といった長期の使用は避けるべきでしょう。半年程度防風通聖散を続けて体重を落とし、成果が出たら服用をやめて食事制限・運動によるダイエットに移行するというのが、最も理想的と言えます。

 

ずっと太り続けているケース

 

肥満症ではあるものの、体重が一定の状態を保っているのであれば、防風通聖散を服用することで、体重を落とせる可能性もあるでしょう。ですが、体重が増え続けているケースだとどうでしょうか?

 

肥満症の場合、何年もの間体重が増えて続けているケースが多いです。その場合、防風通聖散を服用して、脂肪を落とす効果を得たとしても、新たに体についてくる脂肪の方が多くなり、体重が減らない、むしろ増えてしまうといったことになるのです。

 

防風通聖散を服用することで、確かに脂肪を落とす効果は得られます。しかし、それ以上に脂肪が増えているのであれば、見かけ上体重は落ちていかないことになってしまいます。そして「効かなかった!」と感じてしまうわけです。この場合、生活習慣を根本的に見直さないと、防風通聖散を飲んだところで肥満症は解決できません。

 

ただこの場合も、防風通聖散を服用しながら運動・食事制限をすることで、普通よりも早く痩せられる公算は高くなるので、防風通聖散の服用が無意味だ、ということにはなりません。

 

油断して食事量が増えているケース

 

防風通聖散には脂肪を落とす効果がありますが、その効果にあぐらをかいて、食事量を増やしてしまう人もいます。その場合、せっかくの漢方の効果も打ち消すほどのオーバーカロリーとなってしまい、当然体重が減らない、増えるといったことになるでしょう。

 

防風通聖散を飲むにしても、最低でも今までの食事習慣を変えないようにしましょう。もちろん、食事制限もしっかり行うことで、さらに加速度的に体重減することに期待できます。

 

↑のケースをまとめると、

 

  1. まずは最低でも1カ月、理想は3~6カ月使ってみる
  2. ただ漫然と服用するのではなく、生活習慣を見直す
  3. 服用しているからといって油断せず、食事量を増やさない

 

上記の点に注意して、防風通聖散を服用するようにしてください。

防風通聖散の飲み方・効果的な服用方法について

 

防風通聖散は肥満症・便秘やむくみに効果がある漢方です。しかし、いい加減に飲んでいるだけでは効果も半減してしまいます。

 

ここでは、防風通聖散の正しい用法・用量や、効果的な飲み方について解説していきます。

 

いつ飲む?服用タイミングは食前?食後?

 

通常、成人1日7.5gを2~3回に分割し、食前又は食間に経口投与する。なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。
参考ページ:防風通聖散添付文書

 

↑が防風通聖散の用法・用量となります。まとめると、

 

  1. 1日2~3回に分けて飲む。
  2. 食前、または食間に飲む。
  3. 年齢や体重、症状に合わせて服用量を増減する。

 

ポイントは上記の3つになります。

 

1日2~3回に分けて飲む

 

防風通聖散は1日2~3回に分けて飲む漢方となります。1回で1日分をまとめて服用しても、効果が増すわけではなく、むしろ効果を落とすことにつながるので注意しましょう。

 

基本的には、飲みはじめは1日3回の服用でOKです。そのほうが最大限防風通聖散の効果を受け取ることができるからです。また、詳しくは後ほど解説しますが、「食事のときに飲む」と意識付けすることで飲み忘れを防ぐことにもつながります。

 

防風通聖散の服用を続けて、だんだん体重が落ちてきたら、服用を2回に減らすことを検討してもよいでしょう。

 

食前、または食間に飲む

 

防風通聖散は食前・食間に飲むものとされています。なお、食間とは「食事と食事の間に飲む」という意味で、食事中に飲むという意味ではありません。

 

「食事の何分前に防風通聖散を飲むか?」という疑問もあるかもしれません。これについてはあまり気にする必要はありませんが、食事の直前に服用するよりは、60~120分前に服用するのが理想的ではあります。

 

というのも、防風通聖散に含まれる生薬「麻黄」には、食欲抑制効果があると言われているからです。防風通聖散に入っている量では、それほど強い食欲抑制が出るわけではありませんが、それでも活用しないよりはしたほうがよいでしょう。

 

麻黄の効果は服用してから60~120分ほどで出始めるので、食事の60分以上前に服用するのがベストなのです。効果には個人差がありますが、多少食事量を減らすことができるかもしれません。繰り返しになりますが、食事の直前に服用しても肥満症への効果は得られます。しかし、理想としては60~120分前がよいのです。

 

年齢や体重、症状に合わせて服用量を増減する

 

服用量の増減は素人だとわかりにくいので、基本的には決められた用法・用量(1回分を、1日3回食前に服用)を守る形で構いません。

 

ただし、体重がある程度落ち、ダイエットのペースを少し遅くしてもよいなら、1日2回の服用に減らすとか、服用量を減らしたりしてもよいでしょう。防風通聖散は第二類医薬品となり、リスクがないわけではありません。なので、十分効果を得られたなら、だんだん服用量を減らすのが理想的です。

 

長期服用はOK?飲み忘れを防ぎ長く続けるコツは?

 

「防風通聖散って、長期服用してもいいの?」という疑問をお持ちの人もいるでしょう。

 

まずはじめに、防風通聖散を肥満症対策として利用する場合、1カ月以内の服用ではあまり効果が発揮されません。

 

防風通聖散で痩せない原因は?

 

そのため、長期服用してもよいかどうかというより、むしろ「防風通聖散は長期服用(1カ月以上)が大前提」ということになります。防風通聖散の添付文書(説明書のようなもの)を見ても、長期服用はNGというような記述はないため、ある程度ダイエットの効果が出るまでは服用を続けるのが原則となります。

 

長期間続ける際にネックになるのが、「飲み忘れ」となります。防風通聖散は1~2週間で目に見えた効果が出るものではありません。そのとき、1回、2回と飲み忘れていると、「もういいや」となってしまい、三日坊主になることが多いのです。

 

防風通聖散の飲み忘れが一番多いシチュエーションが「外食」です。外食をする場合は防風通聖散を持っていかないといけませんが、持ち歩くのを忘れて「今回はいいや」となってしまうことがとても多いのです。なので、防風通聖散を選ぶときは、「持ち歩きしやすさ」がとても重要です。

 


 

↑の画像ですが、左は「生漢煎」です。顆粒タイプで1回ごとに袋になっているので、持ち歩きがしやすくなっています。一方、ナイシトールやロート和漢箋の防風通聖散に関しては「錠剤タイプ」なので、瓶ごと持ち歩く必要があります。そもそも、あまりオシャレな瓶ではないので女性の場合は持ち歩きに抵抗がありますし、いちいち他の入れ物に移し替えるのも面倒です。

 

そう考えると、「しっかりと続ける」という意味では「生漢煎」のような顆粒タイプのほうがよいでしょう。「生漢煎」は満量処方の防風通聖散の中では最安値の1つ(初回半額、2回目以降も5,900円と満量処方では安い)となるので、コストパフォーマンスの意味でも優れています。

 

防風通聖散の商品はいろいろありますが、満量処方であれば効果としては差はありません。なので、あとは価格続けやすさが重要となります。そういった意味では、「生漢煎」はどちらも満たしているわけです。

 

生漢煎の公式サイト
https://ainz-tulpe.com/